私の実家は住宅地で、なぜか離婚と神経症の人が多いです。
かく言う私もパニック障害。ただし、未婚です。
しかし、これは、土地の因縁が有りました・・・。
父の死後、寺尾玲子さんからの誌上相談でのアドバイス通り、今まで視えていたモノを「霊」と認め、その裏付けをとるようにし始めた頃でした。
ある日、変な感じがして視てみると、私の家の地下に、細い水脈が視えました。
そこから蛇が飛び出してきたので、私はイメージで傍らに諸刃の剣を出して、水脈のある場所にその蛇を剣で突き刺しました。
しかし、蛇出現はそれで終わりませんでした。
風呂場、トイレ、とにかく水場に蛇が出るのです。勿論、実体の無い方の、です。
しかも、黒地に黄色の縞の大蜘蛛まで出てくる始末。正直、取っ払うのが面倒臭かったのです。
なもので、それまで張っていた家の周囲の結界をさらに強固にし、蛇や大蜘蛛をいちいち追い出していました。
・・・元々この結界は、私の実家の前で話をして、何十分も離れない迷惑な近所の人間を、圧力で5分ほどで立ち去らせるためのものであって、霊体は素通りできるものだったのです。
その効果はてきめんで、最長一時間も立ち話していた人たちは私の実家の門の前に来なくなり、その他の住人たちも、門の前にて話はしても数分ほどで帰っていったからです。いわば、人間限定の結界。
これを、霊兼用に変えただけでした。
すると、ほとんど見かけることがなくなりました。
それだけではなく、実際にゴキブリがよく出てきていたのですが、ゴキブリが出る頻度も希薄になったのです。
さて、土地の因縁の話に少し触れました。
これは、父の死後、市に提出するために、現在の家の正確な住所を取り寄せて、その中身を見た時にわかりました。
その、本当の住所とは・・・(略)◯◯町◯◯223オロシヅカ、が正しい住所でした。
オロシ=オロチ=大蛇。しかも塚。蛇のお墓。それに、家が建つ前は田んぼです。田んぼの繁栄?のために、大蛇が祀られた・・・。
しかも、私の家のゾーンは、埋もれた弥生時代の遺跡でもあるのです。
自然霊の霊障は神経症が出やすいらしいので、かく言う私もそうですし、隣家も精神病院と縁が切れない娘を持ち、その真正面の家は離婚、私の実家の2つ先隣も離婚、私の実家の裏の家も離婚、ヒステリーの女性やダウン症の子供がいたり、元幼馴染の家も、当人が離婚・再婚で今はシングルマザー・・・。キリがありません。
水脈に関しては、後日談があります。
もう沖縄に帰ってしまいましたが、隣家の主が、自宅の敷地内で、どういうわけか地下水を掘り出していました。
私は、冷蔵庫の前にある水脈の流れを視て、「あのおっちゃんどの辺掘ってんの?」と、母に訊きました。
「・・・そりゃ絶対に出ないわ。水脈、隣の家スレスレが一番近くで、あのおっちゃんが掘ってる所には当たらないよ(笑)」
かくして、やはりその地下水獲得はなりませんでした。