MEMORY

擦れ違う靴音 乾いた風が掻き消して行く

 朝露のような恋 懐かしく胸のドアを叩く



 海辺に向かってく 並んだ二つの影が弾む

 輝きは永遠と 指絡ませずっと信じてたよ

 

 途方も無い夢見て 駆け足で向かってたあの頃

 幼い瞳が描く 『明日』がずれてるのも知らず

 通わない想いと 長くなる影が交わってく

 あの頃の誓いと あの頃のはしゃぐ声が響く



 現実引き戻す 私の歌声が都市に舞う

 別々の道だね 隣の誰かも今の夢も

 街角の黄色い 並木が風とともに踊るよ

 永遠を信じた 記憶だけ切なく光ってた



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