「きっと」と言う言葉は嫌い
僅かな希望を含んだ「現実」か
僅かな「現実」を匂わせる希望だから
でも そこに夢が入るから
言葉の響きが
切ないような美しさがあるのかもしれない
とても優しい響きなのに
100パーセントではない 確実ではない
あいまいな余韻を残す
今は何でも割り切ってしまう時代
あいまいなこの響きが
「絶対」とは対照的な
流動的な響きが 揺らぎのように
優しく聴こえてくる そんな気がする
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Maybe
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