まあ、よく言われてることなんだけどね(苦笑)。
「あんたの絵(ここではイラスト)は古い、見たこと無い」って、流行絵をいつも追っている家族によく言われる。
そう、今ではいわゆる「萌え絵」とか、特に「CG絵」。「ゲーム風の絵」「同人絵」とかの類もそうだね。
どう見たって、書店に並べられる本やゲームソフト、アニメなどに使われる絵柄って例外なくこんな感じ。
まあ、ゲームのデザインはやっぱり、そっちに合った絵柄なんでやはり、当たり前ながら「ゲーム風の絵」なんだろうけど(苦笑)
でも、流行の絵柄、スタイルって言うものは、結局流れものなんだよね、文字通り。
それを昔からよく知ってるから、やたら絵柄を変えようとは思わないし、こっそり変えたら変えたで、印象が薄くなる。だからあんまり変えてない。
と言うよりも、私は絵柄自体じゃなくて、技術、部分パーツなどの方を重視してる。
何でって、私にとってこれが一番の、絵の「魂の部分(例え)」だから。
それに、絵柄変えると、今まで約二十年くらい描いて来た(まあ、最初はラクガキ程度だけど・・・計算に入るのかな、一応この頃賞取ってるし)自分の人生を全部否定することになるから。
まあ、描いてる内に微妙に変化してるって事はあるんだけど・・・
でも、他人は他人、そんなの関係ねえ状態。当たり前か。
言う人は言うんだよね。
まあ・・・
確かに、ある程度、時代の空気くらいは読めないといけない感じだけど。
でも、絵柄まで時代に合わせて、ごっそり変える必要ってあるんだろうか?
こういう漫画家実際に見かけて、別の意味で衝撃受けましたわ・・・
ペンネームパクッたのか?と思うぐらいに、全く別の絵柄に変えてしまっている少女漫画家が・・・。
でも本人なのよね~、過去の作品の画像が証明してるもん・・・;
で、私はいつも、その、「あんたの絵は古い」って言ってる人にこう尋ねている。
私の絵全体を見て、一体「いつの時代の誰の絵に似てる」のかって言う事。
どう古いんだって。
そうしたらこう返って来た。
「高校生の時までの絵柄が一番よかった。CLAMPちょっと入ってたけどあの時が一番新しかった」
だって。
他人に似てると言うのがあまり好きでない私は、その後殆ど漫画や小説の挿絵を見なくなった。
何故って、似てると言うだけでは他人に「私の絵」を覚えて貰えないから。
「ああ誰々の亜流?」と言う感じでしかなく、その時代の絵柄の流行が廃れるとスルーと言うのがヲチ、と言う結果になるのが目に見えてるから。
まあ、それでも、どこかは既成作家に似てる部分があるのは否めないな。
だって、「コミックイラスト」だもん。
写真のような超リアル絵じゃ無い。ここまで来たらイラストじゃなくて美術の領域。
あらゆる「コミック・イラスト」は、輪郭、目、鼻、口・・・みんなデフォルメだし。
それに、「何十年昔?生まれる前の流行絵?」な感じの絵柄な漫画家さんやイラストレーターが、ここ数年脚光を浴びて来てる。
ホットペッパーの占いのイラスト描かれてる方とか、化粧品のイラスト(タイトルに笑った・・・)描かれてる方とか。中には本当に昔の、既成漫画家さんの作品が復刊されてたりする。
で、いまだに伝説になってる「その時代を代表する漫画家・イラストレーター」もいる。この人たちは「残った」人なんだよね。
これらは正直カリスマ性感じる・・・。
結局、絵柄は個性なんだよね。イラストでも何でも。
他人にやいのやいの言われながらも、それぞれの、絵柄以外に表現したい「絵自体の魂の部分(それは人によって様々)」があったからこそ、今でも通じるもの、他の人が「!」と釘付けになってしまうものがあるんじゃないかしらん。
私はそういうのを目指してます。
絵柄が古かろうが新しかろうが、好みの絵柄だろうがあるまいが、結局何でもインパクトの強い方が勝ちなのよ。好き嫌い関係なく覚えられる訳だし。
簡単に「絵柄が古い」「新鮮な絵柄」で片付けられないよ、長い目で見たら。
それに、年齢がどうのって言われるけど、
例え運良く、若くしてデビューしても、そのまま1~2作、良くて短期連載で消えた新人漫画家がどれだけいるか。数年もしないうちにごそっと消えているのが現実だったりする。
私もそういう人一人知ってる。相当厳しい世界と言うことだ・・・。
まあ、正確な数は分かる訳無いけど、物凄い数だって事は聞いてる。
こう言う裏の事情あるから一概には、年齢が壁とかは言えないわな。
絵柄が古いって・・・(爆
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