ヤントラ以外のアイテムで・・・
ナヴァグラハというプレート型のヤントラがある。
このヤントラは、いわば凶星の悪影響を鎮め、吉星の影響を最大限に引き出すというパワーを持っているらしいアイテム。その他、ムリテュンジャヤヤントラ、ガーヤトリーヤントラもいいそうだ。
でも、ヤントラって、薄っぺらいじゃん!いつも身に付けるには物足りなさ過ぎる。
つーことで、同じインド出身のアイテム、ヴァジュラ系アイテムで代用できないかな?とか思ったりする。
何でって、ヤントラには使用期限というものがあるらしいから。
使用期限というか、有効期限か。
何せ、ヴァジュラは、歴史をも動かしたという伝説も残っている、使い方によっては凄まじいパワーを発揮するアイテム。
持ち主の念を通しやすくする、半永久的に使えるトランシーバーみたいな感じかな、イメージ的には。
何でナヴァグラハとヴァジュラの話題を一緒くたにしてるのかと言えば。
先に書いたとおり、ヤントラペンダントだけでは何か足りない気がするんだよね、個人的に。でも、ヴァジュラには凶星の影響を鎮めるなんて記述なんかどこにもないし。
それに、こういうお守りっていつも身に付けてこそ本人を凶星から守り幸運や名声・成功をもたらすものだといえるんだよね。勿論、「守ってくださっている」と言う感覚を持つことが一番大事だと思うけど。
ガネーシャ先生によると、「私見ながら」、ヤントラとヴァジュラは両方持っていても問題はないそう。
前にも書いたヴァジュラのパワーのまとめみたいな記事にもある通り、衰運の持ち主をサポートするという効験もあるらしい、ということは、ナヴァグラハヤントラのパワーも兼ね備えてるんじゃないの?と思い至ったわけで。
まあ、一般的、というか基本的にはヴァジュラは「魔を打ち払う」が主要な効果だから、厄とか悪運も打ち払うんでしょうね。何せ、凶星の悪影響=悪運=厄・悪い出来事、なんだから。厄を司る神もいるとか。そいつをぶちのめすパワーなんだね。
と言うことは、ナヴァグラハヤントラ持てないときには、ヴァジュラ持ち歩くのも有効なんじゃないのかなあ。ヤントラ本当に薄っぺらいし、持ち歩くと言うよりも身に着ける。身に着けるというか、ポケットに忍ばせる。まあ、大きさによっては額に入れたりとかするけどもね。
その代わり、ヴァジュラ系アイテムはアクセサリーも出てるし。ただし、取り扱いに関しては、師匠からきちんと正式に受け継いでないと仏法での大罪(何て呼び方か忘れた)になるとか言われてる・・・。
一般的に出回っているヴァジュラ(三鈷杵、五鈷杵など。独鈷杵はプルパというらしい)は、ヴェーダ聖典に出てくるインドラ神の武器なんだよね。帝釈天。ダディーチャと言う仙人の骨から作られた最強の稲妻。でも、凶星の影響を鎮めるマハームリテュンジャヤ神=シヴァ神とは関係がない。
でも中には、シヴァ神の別名マハーカーラ(大黒天)の武器にカルティカ(カルタリ)がある。ちゃんと調べましたよ。斧ね。
カルティカだったら、元の持ち主はシヴァ神にたどり着くので、これ通じてムリテュンジャヤ神に(つか、同じ神)凶星の悪影響を取り除いてもらえないだろうか・・・なんてことに行き着いたわけです。しかし別名多いねえ。
ちなみに、シヴァ神のまた別名として、マヘーシュヴァラ(大自在天)っていうのがある。奥さんのパールヴァティとともに誰かさんに踏みつけられてます。屈辱・・・。
因みに私は、カルティカ持ってます。手のひらサイズ。これでシヴァ神つながりで凶星を鎮めることが出来るんだろうか・・・。